おんなやもめに花咲かず

セツヤクエストに超出遅れた日記

謝らないんじゃなくて、気付かない

「言い訳ばかり」「なんで謝ることができないのか」「なんで黙り込むのか。ふて腐れてるのか」ってよく言われる。
でもね、あたしとしてはぜんぜんわざととか、言い訳しているつもりじゃなくて。

単純に「聞かれたことに答えている」「考えている」つもりなんだよね。
たとえば、なんか相手から怒られてるとして。

相手「どうして○○したの?」
あたし「……(しばらく考えて)××だから、○○しました」
相手「どうして××だと思ったの?」
あたし「…………(えーとあの時どうしてたかな。確か○○する前に△△しようと思って、で、こういう判断で□□という手順でやろうと考えて(ry)」←下手すると何分も黙り込む
相手「黙っていたってわからないよ! ていうか○○した理由なんてそんなに考え込むところじゃないでしょう」
あたし「(えっ、えっ、でもどうしてって聞かれたのに)」
相手「考えたって出てこないんなら大した理由でもないでしょ。××だったとか言い訳にしか聞こえない。なんですぐごめんなさいとか言えない訳? ミスしたんだよ? 怒ってるんだよ?」
あたし「(あ、ああそっか。どうしてっていうかまず謝って欲しかったのか。んーでもあたしにも理由があるにはあったけどこれは説明した方がいいのかなあ。でも怒ってるし、言い訳とか言われちゃってるし、怒ってるんだから謝らなきゃ……)……申し訳ありませんでした」←かなりのタイムラグがあってから謝る


っていうパターンです。
客観的に振り返ると、まずは謝罪して怒らせた(ミスした)ことを謝るべきなのに、それをせずに理由を述べ始めて、更につっこまれると黙り込んで、激怒した相手にはっきり『謝れ』と言われてしばらく黙り込んでからやっと「ごめんなさい」と口にする。

そんな感じに見える……のかな、と思う。


あたしも、相手を不快にさせたり、ミスしたら謝るべきっていうのはわかってはいるんだよね。

ただ、相手から「どうして」って言葉が出ると理由を考える方に頭がいっちゃって、『相手を不快にさせたから謝る』より『理由を説明する』が優先されちゃう。

それから、ミスした時はまだ『自分に非がある』っていうのがわかるからいいにしても、『怒らせた』に関しては「えっえっ、怒ってるけどなんで?」って方向に頭がいっちゃって謝罪が遅れる。
その『怒らせた理由』がわかって、かつそれが自分に非があることまで納得できないとなかなかごめんなさいと言う事が思いつかない。


とりあえずでも、まずはごめんなさいと言っておけば収まる場はたくさんあったんだろうけど、心にもないことを言うことができないし、『理由』の方に頭がいっちゃう。

代わりに、あたしが自発的に「ごめんなさい」と言う時は心底申し訳ないと思ってる時なんだけど、相手を更に更に激怒させてからようやっと言っても、火に油を注ぐ結果にしかならない。


そーいうすれ違いがすごく悲しくてしんどいし、改善すべき点だと思う。
相手を不快にさせた上、フォローも最悪って本当にどうかと思うし……ただ、とりあえずでも『ごめんなさい』っていうのを乱発するのもどうなのかなあ……って気はするんだよね。