コップを床に叩き付けそうになっていた
会社で自分のコップを洗いながら、ふっとそれを床に叩き付けそうになってて「あ。これはマズイな」って踏みとどまる、って出来事があった。
あたしの頭の中ではコップは粉々に砕け散ってて、「あー片付け面倒だな」ってとこまで思考が進んでいたんだけど、手の中にある割れたはずのコップの重みで我に返った感じ。
だから、「あれ、何でカップ割れてないの?」って一瞬だけきょとんとしてた。
あの瞬間は、頭の中の『割れたカップ』をつい再現しそうになった、というか魔がさしたんだろう。
ここのところ会社で色々あって、気持ちが荒んでるというかそれを飛び越えてストレスがたまりにたまってるんだろうとは思う。
突然嫌われたし、他の人がやらない仕事を押し付けられてるし、一人だけぽつんと残業してることも多い。そのくせ残業代は出ないんだから嫌になる。
どうやって発散したらいいのかわからないし、それがマグカップを床に叩き付ける、という形で噴出しそうになったのかも知れない。
何か色々まずいな、と思うし、ふとした拍子に全部投げ出したくなる。
このままだと頭の中で叩き付けたコップが本当にその内再現されそうで、でもどうしたらいいんだかわからなくて、なんともなーなそんな日々。
おにぎりマネージャーについて 全員がイチローになりたいわけじゃない
おにぎりマネージャーについての一連の反応を読んでいて、差別だとか勉強より優先すべきことじゃないとか、野球が好きなら選手になればいいのにとかあったけど、なんだかなあって思った。
全員イチローになりたいわけじゃないし、
裏方仕事が好きな人だっていっぱいいるし、
選手がマネージャーより偉いって思ってない? って。
そりゃー、おにぎりにぎったり、雑用やったりって家事労働そのものだけども、でもそういう地味な活動をする人って必ず必要なんだよね。
マネージャーがいなければ下級生の仕事になるし、それも居なければ選手の中で補欠の人の仕事になるでしょ。
見方を変えれば、雑用を押し付けられたってことになるんだろうけど、試合に出る選手程練習時間を捻出しないといけないんだから、効率を重視するならどうしたって代わりにやる人が必要になる。
本来なら、役割分担ってだけで、マネージャーも選手も上下はないと思う。
全員イチローで、誰もそういうサポートをしなかったら世の中回らないからね。
選手は練習に専念して、試合で最高のパフォーマンスを発揮するのが仕事で、
マネージャーは選手が練習に専念できるような状況を整えるのが仕事ってだけのことだもの。
だから、
野球部のレギュラーなので、そちらを優先して進学科から普通科に行きました
と、
マネージャーを続けることを優先して進学科から普通科に行きました
で差を感じるのなら、そういう家事労働的な雑用を下に見ている意識が強いんだと思う。
そりゃー、本人の意思を無視してそういう雑用が押し付けられるのは問題だよ。女性だから家事をやるべきだとか、下級生の気に入らない奴に雑用を押し付けてやろうとか。
でも、この一連のニュースを見る限り本人がマネージャーを続けることを選んだ可能性が高いよね。進学コースから普通コースに行くって、顧問の権限だけじゃなくて担任とか親とかもっと上の立場の人が関わるわけだから、強制されてたった一人で悩んで・・・っていうのは考えにくいもの。
それならあくまで本人の自由意思だし、外からなんか言うべきことじゃない。
結局、ニュースを見てるとマスコミが美談として組み上げるのに、青春を感じさせる要素としてわかりやすい『練習』『いっぱい食べる』『陰で支える人』っていうことでおにぎりをやたらクローズアップしただけに見えるんで、そこはどーなのって思うけど。
取材する中で、おにぎりの比率がほんの少しだったとしても、クローズアップするのなんて簡単でしょ。
確かに、裏方仕事ってすっごい地味だよ。
家事だってやってもやっても終わりがない。
ひとつひとつの雑用を見れば、スキルアップなんて言葉は当てはまらないし、すごく代わり映えしない。
でも、そういう地味なことで普段の生活って成り立っている訳だし、自分がサポートしたことで表舞台で輝く人がいる仕事って、自分がイチローになるのとは別の楽しさがある、とってもやりがいのあることだとあたしは思うんだけどなー。
派遣とゆー選択肢
もうすっかり家計簿とかつけてないけど!
働いたらちゃんとつけたいなとは思ってる。
まあ、それはいいけど就活の一環として派遣会社に登録してみたよ。
何社か派遣会社に面談行ってきました
面談はどこも思ったより結構丁寧だったよ。
簡単に試験するとこもあった。
これも面接の練習として・・・って気持ちで面談。
流れは、派遣の説明、履歴書の内容の確認、仕事についての希望、みたいな感じ。
終ったら、すぐに何件か募集中の案件を持ってきてくれた。
早い。
派遣のメリット
お話しながら派遣のメリットをいくつか発見したよ。
- ある程度相手先の情報が派遣会社の手元にある場合がある
- 派遣会社が間に挟まってくれるので、割と気兼ねなく希望が言える(残業ないとことかね)
- 相手先に質問がある場合、派遣会社の人が聞いてくれる
- 面談している内に、自分の本当に優先したいことが見えてくる
孤独に就活してたり働いてたりすると、結構追い詰められちゃうところがあるから、間に誰か居てくれるっていうのは安心感はあるかなーって。
(小さな会社だと、社長と直に交渉しないといけないこととかあるし)
派遣のデメリット
いいとこばっかりじゃないんだよね……。
- 交通費が出ない
- 一ヶ月とかで切られる場合もある
- 未経験だったり年齢がいっていると書類選考もなかなか通らない
- ボーナスがなかったり、福利厚生が正社員より不利
スキルのある人は安定してお仕事できるかもだけど、やっぱり給料面とか安定性には欠けるところがある。
あと、派遣ってやっぱりスポットで人を入れるから、特にこれといってスキルのない人だと紹介できる仕事がないってことも。
選択肢のひとつとしてはありだと思う
あたしの場合、ちゃんと定時で帰りたいって希望が強いから、正社員だと実際入ってみないとわからないってところがあって怖いんだよね。
その点、派遣は時間給だし間に人がいるからコスト意識は発生しやすい……と思う。
ただ、あたしはこれといってスキルがあるわけじゃないし定時で帰りたいって希望も合わせると、紹介できる業務にちょっと制限が……って話はあったんだけども。
上手にどこかにハマればいいんだけどね。
『本当の私』なんて玉ねぎの皮を剥くようなもの
この記事を読んで、『本当の私』っていうのはいわゆるありの~ままの~をさすか、他人の評価と自己評価が激しくズレてるかの二通り(かその両方か)なんだよねーってことを思った。
どっちも覚えがあるので、思い出すと胸のあたりがウッってなるけど・・・。
ありの~ままの~は、本当はこうしたいのに周りが、とか環境が、とか自分以外に責任転嫁してる状態。
環境さえ変われば。
チャンスさえあれば。
周りの人がこうしてくれれば。
そしたらあたしは『本当の私』になれるのに。
・・・昔はこんなことも思ったけど、なんかある日唐突に「虚しいな」という気持ちになった。
変えようのない環境や、どう考えたって大きなマイナス要因が自分の周りにあることだってあるけども、じゃーそれらが変わるかって言われたら、きっと変わらないってことに気付いちゃったんだよね。
あと、それを言い訳にしてる自分にも。
今まで色々できなかったのは全部が全部環境のせいじゃなくて、自分がやらないからできないことがたくさんあった、っていうのを認めるのは時間がかかった。
自分以外のせいにする言い訳っていくらでも出てくるから。
サボるためにこれだけ言い訳を並べられるってすごいなあって自分でも呆れたくらい。
今でさえ、しんどい時はこういう考えになりやすい、すごくやっかいな奴です。
他人の評価と自己評価がズレてるのも、つきつめると言い訳だよねえ。
リラックスできてなかったから、疲れてたから、ど忘れしちゃったから・・・自分の中にさえ原因なんていくらでも探せるし、こんなにもたくさん理由があるし実は心の中ではこう思っていたのに周りの人は理解してくれない・・・って方向にもなりやすくて。
じゃーそうやってひたすら玉ねぎの皮を剥くみたいに言い訳を探し続けて何が残るかっていうと、そこに大事に大事にくるまれているのは『本当の私』なんかじゃなくて『無』じゃないかとあたしは思う。
本当はこう考えていた、っていうのも人に伝わらないんじゃ何も考えてないのと一緒だし。
ど忘れしちゃって、アガっちゃって、緊張しちゃって、体調管理がうまくいかなくて疲れちゃって、考えたことがうまく伝えられなくて・・・ってひたすら剥いてきたものこそが『本当の私』でしかない。
リンク先の記事に出てきた人は、複合タイプなんじゃないかなーって思う。
自分の中にもいっぱい言い訳見つけて、自分以外に責任転嫁して。
そうやっていくら言い訳を見つけても変わらない現実に鬱屈をためて、『本当の私』ってフレーズで自分以外が変わって欲しいと願う。
『本当の私』っていう夢はそりゃー美しくて魅力的だけど、オアシスの蜃気楼を見ながら歩きもせず、砂漠で干からびていくのと変わらないんだよね・・・。
たどり着きたかったらどんなに遠くてもそこを目指して足を動かすしかないし、あたしも地道に歩いてる最中です・・・。
電話口の終日外出してる云々についての私見
はてなブックマーク - 職場の人が、電話でお客さんに対して 欠席しているのに 「終日外出している」... - 何の報告かわかりませんが - b-gemini - はてなハイク
元のやつ消えちゃってるからブクマページにリンク貼っとくけど、これって単純に、問い合わせてきた人のショックを和らげるための方便なのかなあって思ってる。
休んでます、って言っちゃうと『担当者個人の都合で連絡が取れなくて仕事が進まない』感すごいからね・・・。
「申し訳ありませんが、本日は終日社外に出ている予定です」って言っておけば、少なくとも要件の申し伝えくらいはしてくれそうな感じがする。
もしもその日中に返信がなくても、『別件で忙しかったんだろうな、仕方ない』って割り切りがしやすい。
うーん、そうなんだよね。
大抵のことは仕事優先の世の中だけど、そうなると仕事の問い合わせに即座に応えられない言い訳も、別件の仕事でってことにしておく方がなにかとスムーズなんでこういう言い回しが使われるみたい。
これと似たような状況で、遅刻してますとか早退しましたとかいうのも、「ただいま社外に出ておりまして……」って言うことが多い。
ごく親しい取引先の人には時と場合に応じて、体調不良でいつ来られるかわからないとか、インフルエンザで今週出て来られそうにないとか、そういうことを伝えたりすることもあるけど・・・親しい人の場合、体調不良はしゃーないって受け取り方してくれる人が多いからね。
そーいう受け取り方してくれる人だと状況聞いて、じゃあ代わりに○○さんは? とか、これこれについてわかる人いない? って話になることが結構あるから。
担当者に繋ぐ前段階の電話連絡は、『いかに波風立てず、スムーズに処理するか』がいちばん大事だから、こーいう応対になっちゃうんだよねー。
残業がない会社について考えてみたよ
9時5時で帰りたいっていうのは通らない世の中なのかな - おんなやもめに花咲かずって昨日書いたんだけど、具体的に残業がない会社ってどういうことかなーっていうのを考えてみた。
残業がない会社のパターン
- 仕事自体が少ない
- 期日破りもしょーがない精神
- 下請けに丸投げしてる
- 仕事量の見通しが立てやすい業種
- マネジメントがしっかりしてる
のどれかのパターンじゃないかな。
あたしが目指したいのは4か5。
仕事が少ないっていうのはその会社の将来が不安だし、期日破りは海外ばりに『バカンスならしゃーない』的な受け取られ方が浸透しない限りどうしようもないし、下請けに丸投げは性格的に合わないからね・・・。
4と5を比較すると4<5が希望かなあって感じ。まっ、4でも残業わんさかな会社もあるだろうから、結局残業の有無って『5:マネジメントがしっかりしてる』に集約されるんだと思う。
マネジメントって?
調べてみると色々書いてあるけど、大ざっぱに『組織運営のための仕組みの構築・実行』だとあたしは思った。この組織っていうのは個人も入るんだけど、なんか適切な言い回しが見つからなかった。
で、これが業務的にすごく多岐に渡る訳で・・・こういうことが滞りなくできる人が上に居てくれる会社は、確かに安心だよね。
つまり残業がない会社に入りたいっていうのは
上にきちんとした人のいる、健全な会社で働きたいっていうのが第一なんだなー・・・。
うん、やっぱり残業のあるなしってひとつの指標にはなりそう・・・面接受けは最悪かも知れないけど。
9時5時で帰りたいっていうのは通らない世の中なのかな
就職活動がうまくいかなくてメゲそうw
うん、アラサーだし、なにかスキルや実績がある訳でもなく・・・おまけにニート何年もしてたから、当たり前なんだと思うケド。
それに更に拍車をかけているのが、できれば18時までに帰りたいって希望。
お仕事しなくちゃ食べていけないけど、でも仕事に全部捧げる気は全然ないし、それ以前に健康管理の問題から夜遅い仕事は無理。
でも、大体の会社が就業18時半だったり、19時だったりする。
おまけに残業も普通。
とゆーより、話を聞きに行った限り、今まで選考を受けてきた会社は『仕事が終わらなければ残業です』ってスタンス。
そうなると、もう定時ってなに・・・? みたいに思う。
だから、面接しに行った時は、ずばり労働時間について聞くことにしてる。
それで悪くとられてもしょうがないって割り切って。
だって現実的に、残業ありまくりの、そんな仕事できないから。
でも、話を聞きながら思うんだけど、そもそも『終わらなければ残業』っていう考え方自体どうなのかなーって。
残業しなくても済むようにスケジュールを組むことができないのかなーって。
自社内で全て回る仕事じゃないと、難しいのかも知れないけど・・・理想は9時5時で帰りたいんだよね、ホントに・・・。